icon iconicon iconicon iconicon iconicon icon

【ガンプラ】HGUC RX-78-2 ガンダム (新生REVIVE版) レビュー【白い悪魔】

機動戦士ガンダム

2015年に発売されたHGUCナンバー191のRX-78-2ガンダム (新生REVIVE版)をご紹介。

ご存知だと思いますが、全てのガンダムの始まりである機動戦士ガンダムに登場し、伝説のニュータイプ「アムロ・レイ」が最初に搭乗した機体です。

2015年7月25日発売。価格は1,100円(税込)。

2001年に発売された「HGUCナンバー21 RX-78-2 ガンダム」と比べ、パーツ数はほぼ同数ながら可動箇所は1.5倍以上にパワーアップしています。

今発売されているガンプラの中でも一番スタンダードなガンプラで、特に初めて作る人や久しぶりに作る人にオススメできるHGガンダムをレビューしていきたいと思います!

RX-78-2 ガンダムとは

TVシリーズ「機動戦士ガンダム」の主人公機であり、今や知らない人を探す方が大変だと思われる有名な機体です。

アニメの枠を飛び越えて、2020年にはとうとう横浜(GUNDAM FACTORY)で実物大の機体まで登場しました。

そんなガンダムですが、キット説明書の機体紹介では、次のように記載されています。

地球連邦軍が「V作戦」で開発した試作MSで、対MS選を意識した白兵戦用の機体。「V作戦」以前に行われていた「RX計画」でつちかわれた数々の新技術が投入された機体で、先行して開発された長距離支援用のRX-75ガンタンク、中距離支援用のRX-77-2ガンキャノンとはコンセプトを異にしている。その最大の違いが、RX-75ガンタンクとRX-77-2ガンキャノンが重火器を固定装備としていたことに対し、RX-78-2ガンダムは兵装をオプション化することで人型であるMSの汎用性を最大限に活かした万能機であった点にある。
RX-78-2ガンダムは、オプション化された兵装ー主兵装であるビーム・ライフルや格闘兵装のビーム・サーベルなどーによって、高度な射撃戦・格闘戦闘能力を獲得。さらにシールドとルナ・チタニウム製の装甲を備えることで、強固な防御力を誇った。その攻防力は当時のジオン公国軍の主力MSであるMS-06FザクⅡF型を遥かに凌駕するものであった。それ以外にも、コア・ブロック・システムや教育型コンピューターの採用による高度な生存性と運用性、機体各所に配置された計7基もの熱核反応炉がもたらす高出力と熱核スラスターによる機動性など、同時代に運用されていた連邦・ジオン両軍の全MSの中でも突出した総合性能を有するに至った。
こうした性能と戦果によって、本機は一年戦争における「最強のMS」の称号を得た。そして、本機で得られたデータは、地球連邦軍の主力MSであるRGM-79ジムの開発に役立てられた。さらにア・バオア・クー攻防戦で本機が失われた後も、その伝説的な活躍は語り継がれ、その血統は以降のガンダム・タイプMSに代表されるハイエンド機へと継承されていったのである。

HGUCガンダム 説明書

ランナー紹介

ランナー数はA、B、Cの3枚、ビームサーベル用のクリアランナー、ポリキャップ、シール1枚です。

ランナーはスチロール樹脂で成形されています。

付属パーツ・武器紹介

武器は、シールド、ビーム・サーベル2本、ハイパー・バズーカ、ビーム・ライフル。手首パーツは右手3つ、左手2つです。

シンプルですが、これこそ宇宙世紀MSのスタンダードの武装といったところです。

全身

組立て終えたガンダムがこちらです。

ガンプラの歴史の中で何度もリニューアルされたキットであり、洗練されたプロポーションになっています。

パーツごとの色分けもほぼ完ぺきで、目立つ部分で塗装が必要なのは腰のVマークぐらいです。

こちらはシールで補えるようになっています。

各部ディティール紹介

頭部

額、後頭部センサー部、バルカン砲、ダクトは白のパーツで成形されているので、こだわる場合は塗分けが必要です。

塗分けに自信がない人も、シャープペンでマスク部分、バルカン砲、側頭部ダクトにスミ入れしてあげるだけで、見栄えがグッと良くなりますので、試してみてください。

組立は前後をハメ合わせるようになっているため、合わせ目が発生します。

胸部・脇部・ランドセル

胸部はパーツごとに色分けされているため、そのまま組み立てるだけでも十分です。

アニメでは胸から腰にかけては、コアブースターがドッキングできるようになっていますが、本キットはドッキングシステムはありません。

脇側面は合わせ目部分がモールド化されています。ランドセルには、ビームサーベルが収納できようようになっています。またシールドも取り付けられます。ただグレー一色になっているので、少し寂しく見えます。

脚部

脚部はすねとふくらはぎに合わせ目が発生します。側面部はモールドがはいっています。

可動域確認

肩のポリキャップが少し引き出せるようになっているため、腕は真上まで上げることが出来るようになっています。足はほぼ180度に開脚することが可能です。

胴体は少し上に引き上げれば、360度回転させることが出来ます。

腕はしっかり曲げることが出来るようになっています。前腕部にはシールドが取り付けられるようにジョイントがあります。

脚の可動幅も大きく、膝立ちをさせることも可能です。

膝は二重関節となっているため、しっかり曲げることが出来て、正座させることも可能です。

アクションポーズ

ビームライフルとシールドを装備させて仁王立ち。

アムロ「そこだーっ!」

シャア専用ザクと対峙。

ラストシューティング風

可動域が広いので、ビームサーベルを抜刀するポーズを取ることもできます。

HGUC RX-78-2 ガンダム (新生REVIVE版)の感想

いかがでしたか?

本キットはガンプラの中でも一番有名かつ手に取りやすいキットだと思います。

パーツ数も多くなく、組み立ても簡単なのでとてもオススメしたい1体です。

今風のプロポーションになっており、少し太もも当たりが細すぎるので、人によっては好みが分かれるところです。

価格も安いので手軽に改造や塗装を楽しむこともできますので、試してみてはいかがでしょうか。

コメント